腰痛と腸腰筋との関連性

2025年07月28日

瑞穂区新瑞橋駅すぐのいまむら接骨院です。

腰痛と腸腰筋との関連性

腰痛の原因の一つとして注目されているのが「腸腰筋(ちょうようきん)」です。腸腰筋は、腰椎から骨盤・大腿骨にかけてつながる大きなインナーマッスルで、上半身と下半身を結ぶ重要な役割を持ちます。日常生活で歩く・立つ・座るといった動作を支えるため、腸腰筋が硬くなったり弱くなったりすると、腰に大きな負担がかかり、腰痛を引き起こす原因となります。

腸腰筋が硬くなる理由
長時間のデスクワークやスマホ使用による座り姿勢、運動不足が原因で腸腰筋は縮んだまま固まりやすくなります。特に、骨盤が前傾または後傾すると腸腰筋のバランスが崩れ、腰椎を強く引っ張ることで腰痛を招きます。産後の女性では、妊娠中の体重増加や骨盤のゆるみ、出産後の育児姿勢が腸腰筋の負担を増やし、腰痛が悪化することもあります。

腸腰筋を整えるポイント

ストレッチで柔軟性を回復
膝立ちで片脚を前に出し、腰を前に押し出すストレッチは腸腰筋を伸ばすのに効果的です。1日1〜2分でも続けることで血流が良くなり、腰の負担を軽減できます。

インナーマッスル強化
ドローイン(お腹を凹ませたまま呼吸)や仰向けでのレッグレイズは、腸腰筋と腹筋群をバランス良く鍛え、腰椎を安定させます。

正しい姿勢を意識
座るときは骨盤を立て、背中をまっすぐに保つことで腸腰筋の緊張を防ぎます。

腸腰筋は腰と骨盤の健康を支える「要(かなめ)」の筋肉です。腰痛が慢性化している場合は、腸腰筋の柔軟性と筋力を見直すことが改善の近道となるでしょう。

いまむら接骨院 肩こり・腰痛整体・産後骨盤矯正
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