足関節捻挫


- 足を捻ってしまい腫れている
- 足首をくじいて歩くのが辛い
- 足を捻挫したが早く試合に出たい
- 足首が硬くなってしまった
- 昔の捻挫がまだ痛む
足関節捻挫の応急処置

足関節捻挫の応急処置はRICEの原則に基づいて行って下さい。
RICEとは(Rest安静、Icing冷却、Compression圧迫、Elevation挙上)の頭文字を繋げたもので、骨折や捻挫、打撲などの急性外傷の応急処置で初期にこの処置を行っておくと腫れや痛みを軽減させたり、回復を助ける効果が期待できます。
Rest安静
安静とはただじっとして安静にするだけではなく、副子やテーピングなどで足関節が動かないように固定して安静にします。
外出先で固定するものがない時は板状のものや雑誌など固いもので代用して下さい。

Icing冷却
炎症を抑えるために氷で冷やして下さい。
実際のやり方は
①氷を10〜20個位ビニール袋に入れる
②ビニール袋の空気を抜いて平にする
③ビニール袋をタオルで巻いてから足に巻きつける。
④10〜20分位冷やしてから少し休んで、また冷やす。これを繰り返します。
凍傷にならないように注意してください。

Compression圧迫
足首の腫れている所を中心に包帯やテーピング等で圧迫します。キツく巻きすぎると循環障害を起こしますのでキツく巻きすぎないようにして下さい。

Elevation挙上
腫れが強い間は腫れを最小限に防ぐために心臓より高く足首を挙げておきましょう。腫れが少ない方が早く治りやすくなります。

足関節捻挫の分類

Ⅰ度(軽度) | 靱帯が伸びている程度 |
Ⅱ度(中度) | 靱帯が部分断裂しているもの |
Ⅲ度(重度) | 靱帯が完全断裂しているもの |
足関節捻挫の分類は文献により多少の違いはありますが、Ⅱ度以上であれば剥離骨折の可能性も含めて精密検査をするべきだと思います。
足関節捻挫の原因
- 足首を内側(または外側に)に捻った
- 階段で踏み外した
- 高い所からジャンプした
- 足首をぶつけた
足関節捻挫の原因は主に内側に捻る(いわゆるくじく)事で起こりますが、足首の靱帯付近をぶつけた場合はいわゆる打撲のようであったとしても捻挫と同じように扱ってもいいと思います。
捻挫をしやすい人
- 足関節が緩くなっている
- 足首が内側を向いている
- 昔、捻挫をした事がある
- 靴が歪んでいる、すり減っている
足関節を捻挫しやすい人は元々足首が内側を向いていたり、捻挫で靱帯が緩んでいる事が多いです。また、靴がすり減っていたり、サイズが会っていない事も考えられます。
対処法
対処法はRICEの法則と同じで構いませんが、経験上「安静(固定)」が一番大事だと思われます。
湿布をしていても適切な固定がされていないと治りが遅くなったり、後遺症の原因となる事も考えられますので、特に初期の段階では足関節を安静に保つために適切な固定具を選び、早期回復を目指しましょう。
主な固定法
- ギプス固定
- シーネ固定
- テーピング
- サポーター
- 綿包帯
- 弾性包帯
予防法
足関節捻挫の予防は足の外側と足裏の筋肉を鍛える事や靴を見直して足にあった紐靴を選びましょう。
また、足だけでなく体全体のバランスを整えることも大事であるため体のゆがみや関節の柔軟性を高めましょう。
後遺症
- 習慣性捻挫(捻挫を繰り返す事)
- 関節不安定症(関節に緩みや痛みが残る)
- 遷延治癒(治りが遅くなる事)
- 関節拘縮(関節が固まってしまうこと)
- 荷重痛の残存
足関節捻挫の後遺症は様々なものがありますが、関節不安定症や捻挫を繰り返す習慣性捻挫には注意が必要ですので、受傷後は早期に且つ適切な固定をする必要があります。
足の甲の捻挫(リスフラン関節捻挫)
足関節の捻挫の一種ですが、正式には足根中足関節(リスフラン関節)捻挫といいます。
この捻挫は一般的に足を荷重したときに負荷がかかる関節ですので、高い所からジャンプしたり、足を強く踏み込んだ時に損傷を起こすと言われております。
施術は足関節捻挫と同様ですが、固定やテーピングの張り方が異なってきますので注意が必要です。

名古屋市瑞穂区で足関節捻挫はいまむら接骨院へ!

名古屋市瑞穂区で足関節捻挫なら新瑞橋駅すぐの「いまむら接骨院」にお任せください!
足首の捻挫は早期に適切な治療をしないと日常生活に支障をきたしたり、後遺症を残す可能性もあるため注意が必要です。骨に異常がなくても適切な固定をしないと回復が遅れることもございます。
当接骨院では適切な固定に力を入れており、先進機器であるアキュスコープとも組み合わせて辛い足首の捻挫の早期回復を目指します。
ちょっとした足首の捻挫から辛い捻挫等、なんでもお気軽にご相談ください。
いまむら接骨院が選ばれる理由!
1とにかく固定にこだわります。
いまむら接骨院では「固定」が一番大事だと考えます。
適切な固定がされていないと日常生活に荷重痛や歩行痛が残っていることにより、治りが悪くなったり、後遺症が残ることも考えられるため、初期の段階で適切な固定をすることをお勧めします。
一概に足関節捻挫と言っても損傷している靱帯によって固定の仕方が若干変わってきます。
例えば前距腓靱帯や二分靱帯の損傷では内反防止を強化しますし、脛腓靱帯の損傷では底背屈防止を強化したり、腫れの程度や運動痛によって固定の仕方や強度を変えていきます。
また、一人一人生活環境も違いますので、職業やご年齢、日常でどのくらい歩くのか(歩かない方が当然いいのですが)お聞きしながら話をすり合わせ、お客様に納得していただいた上で可能な範囲の固定を提案させていただきます。
固定の強度はギプス固定からサポーターまで様々なものがあります。固定強度を最大に上げれば治りは早まりますが日常生活に支障をきたします。逆に固定強度を下げれば下げるほど(または固定しない)日常生活に不便はなくなりますが、治りは悪くなります。そのバランスが大事でいかに日常生活に支障がないように早く治ってもらう事を考えてお話しさせていただきます。
2アキュスコープで早期回復を目指します。
アキュスコープは体の状態を読み取り適切な電気を流しますので、急性期の捻挫から昔の捻挫の不調まで、施術と組み合わせて早期回復を目指します。
電気はほとんど感じないため、電気の苦手な方でも安心して受けられます。
アキュスコープについて詳しくはこちら

3超音波ハイボルテージとAKA療法の組み合わせで可動域の向上を目指します。
昔の捻挫や長期間の固定により足関節が拘縮している事もございます。
超音波では深部に振動熱を加え、その後、AKA療法で足関節のアライメントや可動域を向上するような施術をしていきます。
超音波ハイボルテージについて詳しくはこちら

4駅近で通いやすい。
瑞穂区いまむら接骨院は地下鉄新瑞橋6番出口目の前にあるため、お仕事帰りの方でも大変通いやすくなっております。またビル裏には駐車場もございますのでお車でお越しの方も安心してお越しいただけます。
アクセス・料金表について詳しくはこちら
5院長は大手整形外科に勤務していたため、知識・経験が豊富です。
代表の今村は関東の大手整形外科主任として勤務経験があり、多くの外傷に携わってきました。
当院で使っている固定法も整形外科で使用していて効果が実証できたものを使っておりますので、その知識と経験を少しでも還元出来ればと思っております。

足関節捻挫に対するおすすめ固定法
プライトン固定
専用の樹脂で足関節の型を取り、一人一人の足関節に合わせた固定を作っていきます。
この固定法は私が整形外科勤務時代によく使用していた固定で、ギプス固定は出来ないけどしっかりと固定したい人向けです。
軽度の捻挫でも歩行痛がある場合は早期回復のためにも当院のこのプライトン固定をおすすめしております。


プライトン固定のメリット
- 固定力が強い
- 内反だけでなく底背屈も固定できる
- 取り外しが出来る
- 歩行が可能
テーピング固定
固定具を使用すると靴をサンダルに変える必要がありますが、テーピングの場合は比較的靴も履きやすいため、捻挫の程度が比較的軽度であり固定具の使用はできない方にはおすすめします。(肌色のテーピングは市販品と違い固定用の30%の伸縮率の固めのテーピングを使用しております)
また、自宅でも貼る事が出来るように指導もさせていただきます。


綿包帯固定
テーピングや固定具と併用する事が多いのですが、非伸縮性の包帯固定も比較的固定力があります。
テーピングでは肌が荒れる場合や固定具が使用できない方におすすめしております。

その他の固定
その他の固定法としては
・ギプス固定
・ギプスシーネ固定
・サポーター
等もおすすめしておりますが捻挫の程度により提案させていただきます。
また、松葉杖の貸し出しも致しております。

料金表
保険施術 | 負担割合による(材料費は実費負担) |
保険外施術 | 1000円〜5000円 |
明確な負傷原因がある急性期の捻挫の場合、健康保険の適応となりますが、アキュスコープなどは保険外施術になりますので、早期回復を目指す場合は保険外施術をおすすめしております。
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