膝の不調

2021年12月6日

名古屋市瑞穂区、いまむら接骨院の今村です。

本日は当接骨院でも比較的多い膝の不調についてお話しいたします。
膝は成長期のスポーツ障害や交通事故、日常生活での転倒、加齢による膝の違和感など様々な不調を抱えて幅広い年齢層の方が多くいらっしゃいます。
膝の関節は十字靱帯や側副靱帯、半月板など大事な組織が多くあり、それらが損傷すると日常生活に支障をきたす事が多く適切な対応が必要になります。

膝の関節は運動学的にはただ曲げ伸ばしをしている関節でなく、わずかな回旋が加わっていて非常に複雑な動きをしています。また、股関節や足関節とも連動しており、実際に足のお怪我などの後に膝にも不調が現れた方も多くいらっしゃいます。

原因として一番多いものがいわゆる「使いすぎ」です。スポーツ以外でも歩きすぎた場合や階段の登り下りが多い場合に不調となって現れます。また、関係ないように思われますが外反母趾や扁平足などからくる歩行の乱れも膝の不調の一因となることが多いです。

対処法として、炎症が強く歩行に支障をきたす場合は安静固定と冷却が必要になります。特に使いすぎからくる不調の場合、負担がかかっている原因を探し、日常生活を変えていく必要があります。施術による自己回復力よりも原因の方が上回っているとなかなか良くならない事が多いです。

また、自宅で出来る予防法としては
・大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)のストレッチ
・よく温める
・股関節や足首の関節のストレッチ
・背筋を伸ばす

などが挙げられます。背筋を伸ばすことで荷重バランスが良くなり、膝への負担が減る事もありますので膝の不調でお悩みの方は気をつけてみて下さい。また、ストレッチ等はお身体が心地の良い程度で徐々に行うように心がけてみて下さい。

膝の関節は複雑に出来ていますので本日載せた事以外にも様々な施術の仕方や予防法がございますので、気になる方は名古屋市瑞穂区の地下鉄新瑞橋駅すぐ、いまむら接骨院にご相談ください。